空の公園から広がる、新しい働き方──てんぼうパーク×OriHimeの挑戦

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株式会社サンシャインシティ

掲載情報のご提供

2023年のリニューアル以降、「365日、公園びより。」をコンセプトに、多くの来場者を迎えている東京・池袋にあるサンシャイン60展望台 てんぼうパーク。
空の公園という開放的な空間で、同施設は分身ロボットOriHimeを活用した新たな取り組みに挑戦しています。

背景にあるのは、来場者に記憶に残る体験を届けたいという想いと、障害の有無に関わらず多様な働き方を模索する姿勢です。
今回はOriHime導入のきっかけや、トライアルを通じて見えてきた来場者・現場スタッフの反応、そして今後の展望について株式会社サンシャインシティの浅野さんと、株式会社サンシャインエンタプライズの近野さんにお話を伺いました。

てんぼうパーク×OriHimeが生み出す「新しい出会い」と「新しい働き方」

── てんぼうパークの概要を教えてください。

海抜251mの高さにある「サンシャイン60展望台 てんぼうパーク」は、2023年4月に“365日、公園びより。”をコンセプトにリニューアルオープンした空の公園です。

人工芝が敷かれたメインエリアでは、ピクニック気分でくつろぐことができ、平日のお昼の時間帯は飲食物の持ち込みも可能。子どもから大人まで、思い思いの時間を過ごせる場所として親しまれています。

── てんぼうパークにOriHimeを導入する背景やもともと感じていた課題感を教えてください。

OriHime導入のきっかけは、サンシャインシティ全体で進められている障害者雇用への取り組みでした。
実際に分身ロボットカフェを訪れ、パイロットと直接話したことで、そのイメージが大きく変わりました。

名前

英語での接客などパイロットが個性や強みを活かして働いている姿がとても印象的でした。

 

2024年11月には、豊島区との実証実験として、特別支援学校に通う生徒がOriHimeのパイロットとして参加。
現場で生き生きと働く姿やご家族の喜ばれている様子が強く心に残ったそうです。

「”なんか面白いこと”が起きる場所」にふさわしい存在

── てんぼうパークへのOriHime導入を決めた理由を教えてください。

OriHime導入を決めた最大の理由は「人と人とのつながり」でした。直接コミュニケーションができ、感情を共有できるというOriHimeの対面ならではの価値に魅力を感じ、導入を決めました。
また、「なんか面白いこと、ある。」というサンシャインシティのキャッチコピーともマッチしている点も、大きな決め手となりました。

2つの体験型サービスが生み出す記憶に残る時間

── 今回の目玉である「てんぼうフライトツアー」と「OriHimeトークタイム」、それぞれの企画意図を教えてください。

てんぼうフライトツアーはOriHimeがガイド役となり、展望台から見える池袋の街や豊島区の魅力を紹介するツアーです。今後は水族館や池袋・豊島区の街への展開も視野に入れています。

OriHimeトークタイムは双方向のコミュニケーションがあることで、体験が“記憶に残るもの”になるのが大きな魅力です。

── 実際の現場での、お客様の反応はいかがですか? 印象に残っているエピソードがあれば教えてください。

実際の現場では、子どもたちの反応が特に印象的でした。最初は少しおっかなびっくりしながら近づいてくる子どもたちも、OriHimeのやさしい声と穏やかな動きに触れるうちに、次第に緊張がほぐれ、笑顔でお話ししていました。
会話を終えたあとには、その場を離れてからも何度も振り返り、名残惜しそうにOriHimeを見つめる姿が印象的でした。

名前

リュックを背負って館内を移動していると、「分身ロボットカフェのロボットだ!」と声をかけてくれる来場者も。体験をSNSに投稿する人も現れ、自然な形で話題が広がっていきました。


── パイロットの「個性」が活きていると感じる場面はありますか?

出身地や得意分野が異なるパイロットたちによって、フライトツアーの小ネタや語り口も毎回変わります。「何度体験しても面白い」という声があるのは、パイロットの個性が活きているからだと思います。

── OriHimeがいることで、現場のスタッフ様にはどのような影響がありましたか?

現場スタッフの欠勤が重なった際にOriHimeが入口の分岐に立ち、案内役として現場を支えてくれた時はとても助かりました。
また、「もっと場を盛り上げたい」という想いから、スタッフからポップ制作などのアイデアが生まれ、OriHimeと展望台スタッフのコミュニケーションも活発になっています。パイロットから現場への提案が出る場面もあり、立場を越えたやり取りが生まれている点も印象的でした。

── 遠隔操作のOriHimeだからこそ提供できた価値はありますか?

小さくてかわいい見た目に加えて、リアルタイムでその場にいるかのようにしっかりコミュニケーションが取れるのがいいですね。

OriHimeとともに広がる未来

── 今回のトライアルの手応えはいかがでしょうか? 今後の構想があれば教えてください。

今回のトライアルを通じて、社内でも「こういう働き方があるんだ」という理解が広がったと思います。今後は、水族館や池袋・豊島区の街全体へとOriHimeの活躍の場を広げていきたいという構想もあります。
現在はトライアル期間としてスタッフが付き添っていますが、将来的にはOriHimeが一人で活躍する姿も見据えています。

名前

サンシャインシティに来たら、あちこちにOriHimeがいる。そんな光景が当たり前になったらいいですね。


── OriHimeと共に目指す「てんぼうパーク」の未来像や、読者へのメッセージをお願いします。

サンシャインシティは大型複合施設だからこそ、さまざまな働き方が生まれる場所でありたいと考えています。実際に足を運んでいただき、ここで行われている新しい取り組みや働き方を知ってもらえたらうれしいですね。
そしてこれからは、OriHimeも足を運んでいただくきっかけのひとつになってほしいと思っています。

今回の取り組みを通じて、OriHimeを初めて知り、「こういう働き方があるのだ」と気づいた方も多くいました。それは来場者だけでなく、現場で働くスタッフにとっても同じです。身近に「働きたい気持ちはあっても、外に出ることが難しい人」がいる方へ、OriHimeを使って働くという選択肢があることを、より多くの人に広まってほしいと願っています。

名前

海抜251メートルの場所で働くOriHimeに、ぜひ会いに来てください。
https://sunshinecity.jp/observatory/

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OriHimeに関するお問い合わせ

どこにいても、スマホやPCで簡単に遠隔操作
“そこに居る”という実感と体験を提供します。

障害や病気、介護など距離や身体的問題によって行きたいところに 行けない人のもう一つの身体、それが「OriHime」です。

「仲間と同じ瞬間を共有できる」
「自分に合った働き方ができる」
「誰かの役に立つことをあきらめない」

OriHimeは、距離も障害も昨日までの常識も乗り越えるための分身ロボットです。


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