OriHimeがつくる、新しい社内コミュニケーションのかたち

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株式会社LIFULL

掲載情報のご提供

リモートワークの普及や働き方の多様化により、社員同士のコミュニケーションのあり方は大きく変化しています。同じ会社にいながらも、日常的に顔を合わせる機会が減り、「関係性の希薄さ」を課題として感じる企業も少なくありません。

こうした課題に対して、OriHimeを活用した新しいコミュニケーションの形として、株式会社LIFULLのオフィスにて「OriHimeテーブル」を実施しました。

本取り組みは、これまでの連携をきっかけに実現しています。

LIFULL様とは、住まい領域におけるインクルーシブな取り組みなどを通じてご一緒してきた経緯があり、その後、分身ロボットカフェでの社員向けイベントも実施してきました。

より多くの社員の方にこの体験を届けたいという想いから、今回のオフィス内での実施が実現しました。

D&I推進の一環として実施された社内イベント

今回のイベントは、株式会社LIFULLにおけるD&I推進の取り組みの一環として実施されました。

その背景には、移動困難者が直面している課題や実情を知り、ダイバーシティ&インクルージョンについて考えるきっかけをつくることがあります。

参加者の方にはまず入り口で、OriHimeやパイロットに関する紹介動画をご覧いただきました。初めてOriHimeに触れる方でも、「どのような背景で生まれたのか」「どんな人が操作しているのか」を理解したうえで体験に入っていただくことで、単なるイベントにとどまらない学びの機会となるよう設計しています。

各テーブルでは、OriHimeパイロットが会話をリードしながら、参加者同士の共通点や話題を引き出していきます。さらに今回は、ドリンクサーバーの操作もOriHimeを通じて行い、参加者の方と一緒にドリンクを注ぐ体験も取り入れました。パイロットとのやり取りを通じて一杯を完成させるプロセスそのものが、自然なコミュニケーションのきっかけとなっています。

また、適宜席替えの時間を設けることで、多くの方と無理なく関われるような導線設計も行いました。

その結果として、部署を越えた交流や新たなつながりが生まれる場にもなっており、社員同士の関係性が自然に広がっていく様子も見られました。

なぜOriHimeだったのか——“コミュニケーションのハブ”としての存在

OriHimeは、外出が困難な人が遠隔から操作し、その場に“存在する”ことを可能にするロボットです。
私たちが着目しているのは、日頃、分身ロボットカフェで接客を行っているパイロットたちが持つ「人と人をつなぐ力」です。

会話のきっかけをつくり、場の空気をやわらげ、参加者同士をつなぐ。
そうした役割を担うことで、OriHimeは単なる遠隔ツールではなく、コミュニケーションのハブとして機能する存在になります。

また今回のイベントでは、参加希望者が多く、キャンセルも少なかったことから、障害当事者とのコミュニケーションやOriHimeそのものに対する関心の高さも感じられました。

参加者の声

今回のイベントでは、参加者の皆さまから多くの感想が寄せられました。

特に印象的だったのは、OriHimeの先にいる「パイロット」という“人”そのものへの関心と共感です。
「いろんなパイロットの方と話せて楽しかった」「それぞれの個性があって印象に残った」といった声に加え、初対面でも自然に会話ができたことや、ホスピタリティの高さに驚いたという声も多く見られました。

また、OriHimeそのものの体験に対する反応も多く、「想像していたロボットとは全く違った」「実際に体験すると感動が違う」といった声や、単なる遠隔操作ではなく、“存在そのものがそこにあるように感じられた”という感想も寄せられています。

さらに、外出困難者の新しい働き方としての可能性に触れ、「どんな状態でも社会と関われることに希望を感じた」「働くことの喜びを改めて考えさせられた」といった声もあり、体験を通じて価値観の変化につながっている様子がうかがえました。

中には、「普段当たり前に働いていることの意味を見つめ直した」「自分ももっと頑張ろうと思えた」といった、自身の働き方を振り返るきっかけになったという声も印象的でした。

そのほかにも、「社内イベントとして非常に意義があった」「今後の展開にも期待したい」といった前向きな意見が多く寄せられ、今回の取り組みが単なる体験にとどまらず、組織や社会のあり方を考えるきっかけとなっていることが感じられました。

体験として広がる、新しいコミュニケーションのかたち

今回の取り組みでは、DE&Iを“体験として理解する”機会をつくることも大きな目的の一つでした。

外出が困難なパイロットが遠隔で参加し、同じ場でコミュニケーションを行う。
その体験を通じて、「一緒に働く」ということをより具体的にイメージしていただけたのではないかと感じています。

分身ロボット OriHime は、病気や障害、距離などの理由で移動が難しい人でも、遠隔から社会と関わることを可能にする存在です。

今回の取り組みでは、参加者の方々が特別な体験としてではなく、日常のコミュニケーションの延長としてOriHimeと関わり、自然な対話が生まれていました。

本企画は単発での実施ではありますが、参加者の方から好意的な反応もいただいており、今後の社内施策としての活用の可能性も感じています。

社内コミュニケーションの新たな選択肢として、そして“誰もが関われる場づくり”に向けた取り組みとして、今後もこうした機会を広げていきたいと考えています。

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OriHimeに関するお問い合わせ

どこにいても、スマホやPCで簡単に遠隔操作
“そこに居る”という実感と体験を提供します。

障害や病気、介護など距離や身体的問題によって行きたいところに 行けない人のもう一つの身体、それが「OriHime」です。

「仲間と同じ瞬間を共有できる」
「自分に合った働き方ができる」
「誰かの役に立つことをあきらめない」

OriHimeは、距離も障害も昨日までの常識も乗り越えるための分身ロボットです。


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