はっぴーすまいる ~オムライス×通信事業~

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今回は群馬県前橋市にある「黄金オムライス×スマホの窓口」のはっぴーすまいる様にお話を伺いました!

はっぴーすまいるでは重度障がいのある萩原やよいさんがOriHimeを使って接客の仕事をしています!

持続可能なOriHime×飲食店の形を体現されるはっぴーすまいる様にOriHimeの魅力を語っていただきました!

はっぴーすまいる レストランでのOriHime導入

はっぴーすまいるについて

はっぴーすまいるは、郡馬県産のこだわり卵を使った「黄金オムライス」と携帯キャリアショップの元スタッフである私の「スマホの窓口」を掛け合わせた飲食店です。実はこの店、一時休業していたことがありました。その時、重度障がいがありながらも、OriHimeを使って群馬県庁の雑貨屋さんで働く「萩原やよい」さんと出会いました。料理人になる夢を追いかけるやよいさんを見て、自分の夢に正直になっていいんだ、と一念発起し店をを再開しました。

OriHime導入のきっかけ

はっぴーすまいるを再開するきっかけをくれたやよいさんの「料理人になる夢」を応援したいと思い、うちの店で接客の仕事をしてもらうことになりました。やよいさんは既にOriHimeでの仕事経験があったので、就労環境を作ろうとOriHimeの導入を決めました。

OriHimeの活用方法

OriHimeを使ってやよいさんに接客の仕事をお願いしています。具体的には入口付近にOriHimeを置いて、お越しいただいたお客様をお出迎えしてもらっています。

お客様の反応も良く、やよいさんのおかげでお客様の笑顔が生まれていると感じています。はっぴーすまいるでは飲食事業だけでなくスマホ窓口事業も同じ店舗内で行っていて、こちらのお客様からも非常に好評です。

スマホ窓口のお客様には「私の夢を叶えるプロジェクト」として月々110円の支援金を頂いていて、それを毎月のOriHime利用料に充てています。

OriHime操作者(やよいさん)のお母様より

やよいが働いて賃金をもらっているということが本当に嬉しいです。今までは人との関わりが学校や病院以外では少なかったですが、今は接客という仕事を通して色々な人と接することが出来ています。

やよい本人もはっぴーすまいるで働き始めて、自分の役割を得て自信のある表情に変わりました。「料理人になる」という夢に向けて、自ら学び、工夫するようにもなり、お客様に喜んでもらえるよう努力する姿にいつも刺激を受けています。

OriHimeを通して働くやよいの姿を見て「自分も出来るかも」「やってみたい」と思える方が少しでも増えたらいいなと思っています。

OriHime導入の成果

OriHimeを導入することで、やよいさんの「料理人になりたい」という夢を応援することが出来るようになりました。またその影響でオムライス・スマホ窓口のお客様から支援の輪が広がり、今では各々の将来を語り合う「夢を語る交流会」を開催できるまでになりました。

飲食店、スマホ窓口、そしてやよいさんの夢。この3つがうまく絡み合っているように感じます。

OriHimeの良い所

OriHimeの「存在感」はとても大きな魅力だと思います。やよいさんが自宅からOriHimeを操作していますが、まるで本人が店内で接客をしているように感じられます。またジェスチャーでの感情表現も良い所だと思います。

接客の仕事をするうえでは、OriHimeの首を動かして好きな方向を見れるのも便利です。店内を見回してお客様の様子を自分で確認してもらえるので助かっています。

今後の展望について

今後は新しいOriHimeスタッフにも入ってもらって更にOriHimeでの就労を拡大させたいと考えています。その時はやよいさんには先輩スタッフとして後輩指導してもらいたいなと思います。

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