
よさこい高知文化祭
非公開【イベントの概要】
高知出身の落語家2名が中心となって高知県民文化ホールで開催された「高知落語会」。
普段はなかなか現地に参加が難しい特別支援学校の生徒さんが分身ロボットOriHimeを利用して鑑賞しました。
【導入背景】
高知県で2026年秋に開催される「よさこい高知文化祭2026」は、第41回国民文化祭と第26回全国障害者芸術・文化祭の統一名称です。病気や障害、あるいは距離の問題など様々な事情で参加が難しい人にも文化祭に参加して楽しんでもらいたいと、本年は様々なトライアルを実施しています。今回は普段はなかなか参加が難しい特別支援学校の生徒さんに分身ロボットOriHimeを利用して鑑賞してもらうことで、落語に興味を持ってもらうとともに様々な参加の形があることを知ってもらうことが目的です。特別支援学校の生徒さんは、落語を聞きながら会場の方と一緒に分身ロボットOriHimeで拍手をしていました。
鑑賞後には、「落語はテレビで見たことはあるが、深く見たことはなかった。見てみたら面白かった。(分身ロボットOriHimeの)操作がチョー楽しかった。外出できない人もあきらめてほしくない。」と感想を話してくれました。
【今後に向けて(今後の抱負)】
病気や障害の有無や距離に関係なく参加できる「よさこい高知文化祭2026」として、来年の本番(2026年10月25日~12月6日)には240を超えるイベントを企画しており、その中で分身ロボットOriHimeには県内各地のホールでの芸術鑑賞や各種イベントへの参加を考えているほか、会場での受付や案内などの仕事についても検討しています。
よさこい高知文化祭2026
https://yosakoi-kochi-bunkasai2026.pref.kochi.lg.jp/